2024年01月06日
【普通科】令和6年度長野県高校入試・第二回予定数調査から予想する合格ラインと今後の人の動き
公立高校の第二回予定数調査の結果が発表されました。
各校の人数はコチラ
第一回(10月)と比べてみると
私立に決めた子がいることもあり
全体的に倍率は下がりがち。
今日は各学校の合格ラインの予想と
今後の人の流れの予想を書いていきます。
志望校で迷っている人の物差しになればと思います。
まずは普通科から
※( )の左は志願者数、( )の中は募集定員
※学年の平均点をベースに考えています。
学年のレベルが高い中学だとこんなに点数はいらないです。
クルクルパーの中学だともっと高い点数が必要になります。
松本深志・・・・・386(320)
倍率1.21倍・・・受験者の83%が合格できる
5.8人に1人がアウト
倍率は昨年よりやや下がりましたが
最上位校ですので易しくなることはナシ
例年通り
合格安全ライン
評定・・・・・40以上
テスト点・・平均+150点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・36以上
テスト点・・平均+120点以上
というところでしょうか。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
奨学生Aは取れていて当然
380点以上・・・安全圏
350点以下・・・チャレンジは危険
となります。
縣ヶ丘普通・・316(240)
倍率1.32倍・・・受験者の76%が合格できる
4人に1人がアウト
ただし縣ヶ丘普通科は探究科との併願が可能なため
100%発表よりも厳しい倍率になります。
(↑関連記事)
たとえば本年ですと探究科が115(16)となっていますが
115名のうち64名は前期で合格しているでしょうから
現時点の実質的な後期探究科志願者は115-64=51(16)
そして探究科を不合格だった35名が優秀な点数の場合
普通科の枠を奪ってしまいます。
したがって普通科の合格枠は205名となり
縣ヶ丘普通・・316(205)
倍率1.54倍・・・受験者の65%が合格できる
3人に1人がアウト
上記のように数字が変わってしまいます。
これはかなりの高倍率
それを踏まえた合格ラインは・・・
縣ヶ丘普通科
合格安全ライン
評定・・・・・38以上
テスト点・・平均+120点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・32以上
テスト点・・平均+100点以上
ただこれだけ倍率が高いと平均+110
くらいないとチャレンジできないかもしれません。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
奨学生Bは取れていて当然
350点以上・・・安全圏
330点以下・・・チャレンジは危険
となります。
縣ヶ丘探究・・115(16)
普通科ではないので次回お話します。
蟻ケ崎・・・・・371(280)
倍率1.33倍・・・受験者の75%が合格できる
3.5人に1人がアウト
合格安全ライン
評定・・・・・36以上
テスト点・・平均+100点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・31以上
テスト点・・平均+80点以上
例年通りの高倍率です。
また、毎年のことですが
「評定的には深志・縣ヶ丘だけどテスト点が足りない」
という生徒が多く流れる傾向があります。
県内最高倍率になることも多い蟻ケ崎
チャレンジラインをギリギリ越えているくらいでは
合格は難しいです。
評定かテスト点
どちらか一方は合格安全ラインを越えてなければ
厳しい戦いになるかと思います。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
奨学生Cは取れていて当然
330点以上・・・安全圏
310点以下・・・チャレンジは危険
となります。
大町岳陽学究・・52(24)
普通科ではないので次回お話します。
美須々・・・・・302(280)
倍率1.08倍・・受験者の92%が合格
13.5人に1人がアウト
合格安全ライン
評定・・・・・29以上
テスト点・・平均+50点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・27以上
テスト点・・平均+20点以上
低倍率!!
合格ラインは例年より低くなりそうです。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
IBコースで合格した人は安全圏
探究が取れなかった人は危ないかも・・・
280点以上・・・安全圏
250点以下・・・チャレンジは危険
となります。
豊科・・・・192(200)
倍率096倍・・・よほどひどくなければ合格
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
コース関係なく合格した人は安全圏
250点以上・・・安全圏
200点以下・・・チャレンジは危険
となります。
合格安全ライン
評定・・・・・27以上
テスト点・・平均+00点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・25以上
テスト点・・平均△40点以上
美須々もそうですが低倍率の場合は
ビリから〇番目に入らなければ合格ですので
同じ高校を希望しているお友達が周りにいて
その子たちの内の何人かが自分より下にいれば
かなり安心して試験を受けることができます。
大町岳陽普通112(84)
倍率1.33・・受験者の75%が合格
4人に1人がアウト
一見厳しそうに見えますが・・・
前期で36名が勝ち抜けておりますので
実際は76(84)となり
倍率は0.90
若干定員を割っている状態となります。
合格安全ライン(後期)
評定・・・・・26以上
テスト点・・平均△40点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・22以上
テスト点・・平均△80点以上
といったところでしょうか
ただし縣ヶ丘普通科と同じく
特進コースである学究科と普通科の併願が可能です。
現時点で後期学究科志願者は少なそうですが
万が一そちらが増えた場合は難易度が跳ね上がります。
明科高校77(72)
前期で受かった生徒を引くと
29(72)となり大幅な定員割れとなります。
難易度はグッと下がって
合格安全ライン(後期)
評定・・・・・20以上
テスト点・・平均△150点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・※がない
テスト点・・面接でしっかり話せる
明日は普通科以外の学科について書きます。

各校の人数はコチラ
第一回(10月)と比べてみると
私立に決めた子がいることもあり
全体的に倍率は下がりがち。
今日は各学校の合格ラインの予想と
今後の人の流れの予想を書いていきます。
志望校で迷っている人の物差しになればと思います。
まずは普通科から
※( )の左は志願者数、( )の中は募集定員
※学年の平均点をベースに考えています。
学年のレベルが高い中学だとこんなに点数はいらないです。
クルクルパーの中学だともっと高い点数が必要になります。
松本深志・・・・・386(320)
倍率1.21倍・・・受験者の83%が合格できる
5.8人に1人がアウト
倍率は昨年よりやや下がりましたが
最上位校ですので易しくなることはナシ
例年通り
合格安全ライン
評定・・・・・40以上
テスト点・・平均+150点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・36以上
テスト点・・平均+120点以上
というところでしょうか。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
奨学生Aは取れていて当然
380点以上・・・安全圏
350点以下・・・チャレンジは危険
となります。
縣ヶ丘普通・・316(240)
倍率1.32倍・・・受験者の76%が合格できる
4人に1人がアウト
ただし縣ヶ丘普通科は探究科との併願が可能なため
100%発表よりも厳しい倍率になります。
(↑関連記事)
たとえば本年ですと探究科が115(16)となっていますが
115名のうち64名は前期で合格しているでしょうから
現時点の実質的な後期探究科志願者は115-64=51(16)
そして探究科を不合格だった35名が優秀な点数の場合
普通科の枠を奪ってしまいます。
したがって普通科の合格枠は205名となり
縣ヶ丘普通・・316(205)
倍率1.54倍・・・受験者の65%が合格できる
3人に1人がアウト
上記のように数字が変わってしまいます。
これはかなりの高倍率
それを踏まえた合格ラインは・・・
縣ヶ丘普通科
合格安全ライン
評定・・・・・38以上
テスト点・・平均+120点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・32以上
テスト点・・平均+100点以上
ただこれだけ倍率が高いと平均+110
くらいないとチャレンジできないかもしれません。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
奨学生Bは取れていて当然
350点以上・・・安全圏
330点以下・・・チャレンジは危険
となります。
縣ヶ丘探究・・115(16)
普通科ではないので次回お話します。
蟻ケ崎・・・・・371(280)
倍率1.33倍・・・受験者の75%が合格できる
3.5人に1人がアウト
合格安全ライン
評定・・・・・36以上
テスト点・・平均+100点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・31以上
テスト点・・平均+80点以上
例年通りの高倍率です。
また、毎年のことですが
「評定的には深志・縣ヶ丘だけどテスト点が足りない」
という生徒が多く流れる傾向があります。
県内最高倍率になることも多い蟻ケ崎
チャレンジラインをギリギリ越えているくらいでは
合格は難しいです。
評定かテスト点
どちらか一方は合格安全ラインを越えてなければ
厳しい戦いになるかと思います。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
奨学生Cは取れていて当然
330点以上・・・安全圏
310点以下・・・チャレンジは危険
となります。
大町岳陽学究・・52(24)
普通科ではないので次回お話します。
美須々・・・・・302(280)
倍率1.08倍・・受験者の92%が合格
13.5人に1人がアウト
合格安全ライン
評定・・・・・29以上
テスト点・・平均+50点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・27以上
テスト点・・平均+20点以上
低倍率!!
合格ラインは例年より低くなりそうです。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
IBコースで合格した人は安全圏
探究が取れなかった人は危ないかも・・・
280点以上・・・安全圏
250点以下・・・チャレンジは危険
となります。
豊科・・・・192(200)
倍率096倍・・・よほどひどくなければ合格
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
コース関係なく合格した人は安全圏
250点以上・・・安全圏
200点以下・・・チャレンジは危険
となります。
合格安全ライン
評定・・・・・27以上
テスト点・・平均+00点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・25以上
テスト点・・平均△40点以上
美須々もそうですが低倍率の場合は
ビリから〇番目に入らなければ合格ですので
同じ高校を希望しているお友達が周りにいて
その子たちの内の何人かが自分より下にいれば
かなり安心して試験を受けることができます。
大町岳陽普通112(84)
倍率1.33・・受験者の75%が合格
4人に1人がアウト
一見厳しそうに見えますが・・・
前期で36名が勝ち抜けておりますので
実際は76(84)となり
倍率は0.90
若干定員を割っている状態となります。
合格安全ライン(後期)
評定・・・・・26以上
テスト点・・平均△40点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・22以上
テスト点・・平均△80点以上
といったところでしょうか
ただし縣ヶ丘普通科と同じく
特進コースである学究科と普通科の併願が可能です。
現時点で後期学究科志願者は少なそうですが
万が一そちらが増えた場合は難易度が跳ね上がります。
明科高校77(72)
前期で受かった生徒を引くと
29(72)となり大幅な定員割れとなります。
難易度はグッと下がって
合格安全ライン(後期)
評定・・・・・20以上
テスト点・・平均△150点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・※がない
テスト点・・面接でしっかり話せる
明日は普通科以外の学科について書きます。
