2021年11月01日

数字の裏側・倍率以上に厳しい学校②

一昨日から続く、倍率と合格ラインの話
あと2回でおしまいです。

令和4年度長野県高校入試合格ライン・中信地区

数字の裏側・倍率以上に厳しい学校①


昨日は『松本4校は倍見た目の倍率以上に厳しいよ』
というお話を書きましたが、もう一つ

必ず

見た目の倍率より難しくなる学校があります
それは特進コースのある学校の普通科
中信地区第4通学区で言うならば

大町岳陽普通科と縣ヶ丘普通科

です。
この2校に関しては後期試験で
特進コースと普通科の併願が認められております。
そのため、特進コースを落ちた生徒が
ほぼ全員普通科に流れて合格を持っていってしまいます。

例えば

昨年ですと

縣ヶ丘普通科
240人の募集に対し255人の応募(1.06倍)
大町岳陽普通科
84人の募集に対し87人の応募(1.04倍)

と発表されたのですが、
実際は特進コースを落ちた子がそれぞれ
23名と3名ずつ普通科に流れ、合格の枠を持っていってしまったので
実際の数字は

縣ヶ丘普通科
217人の募集に対し255人の応募(1.18倍)
大町岳陽普通科
81人の募集に対し87人の応募(1.07倍)

というように
目に見える数字よりもずっと高いものになりました。

受験生とその親御さんは、志望校にコースが複数ある場合
希望しない方のコースの動向も意識しなければなりません。


  


Posted by 安曇野学舎塾長  at 11:31Comments(0)ためになる話

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