2024年09月12日

中信地区高校・大学進学率ランキング2024【後編】

中信地区高校・大学進学率ランキング2024【前編】

に引き続いて、今日は【後編】

国公立大学進学ランキングを発表したいと思います。
ランキングの基準は

※大学進学者の内、何%が国公立大学だったか
※現役生のみ、浪人生はカウントしない
※数字は長野県民新聞社の調査によるもの
※データは2023年度卒業生
※%のヨコは国公立進学者数 / 大学進学者数

となります。

ちなみに昨年度のランキングはこんな感じ↓

中信地区高校・大学進学率ランキング2023【前編】
中信地区高校・大学進学率ランキング2023【後編】


昨年は

国公立大学の進学率ベスト3に
南安曇農業が食い込む


というミラクルが起きましたが
今年はどのような結果になったのか
さっそくランキングを見ていきましょう。



中信地区公立高校・国公立大学進学率ランキング2024


1位  深志          67%  139/206
2位  縣ヶ丘普通     52% 90/174
3位  縣ヶ丘探究     49% 30/61
3位  都市大特進      49% 32/65
5位  蟻ケ崎      44% 95/215
6位  松商特進      33%
7位  美須々     22% 35/190
8位  岳陽学究      21% 11/52
9位  南安曇農業     17% 3/18
9位  松本工業      17% 10/59



全体的に数字がアップした中でも
都市大塩尻と松本工業は数字を大きく伸ばしました。

5年ほど前までの国公立合格率は
美須々➡5%~10%
蟻ケ崎➡20%~30%
だったのですが
ここ数年一気に加速しています。
これは少子化だけのせいではなく
私立大学の公立化(長野大・諏訪理大など)や
入試システムの多様化など
様々な要因が絡み合っての結果だと思います。

ともあれ

毎年言っておりますがランキングはあくまで上辺の数字
国立医学部医学科狙いなら高校は深志一択ですし
農業や環境に興味がなければ南農に進学するメリットはありません。
また、今回は国公立で線引きをしましたが
私立にも難関大学、魅力的な大学はたくさんあります。

20年前は

高校の偏差値の高さ=卒業時の選択肢の多さ

でしたが、受験システムが多様化した昨今
大学合格へのルートはひとつではありません。

私立の名門である早稲田・慶応は
およそ半数が推薦による合格ですし
国立旧帝大の東北大学は30%が推薦合格です。

深志や縣でなくとも難関大への道は開いています。

このランキングが高校選びのひとつのモノサシになり
生徒ひとりひとりが生き生きと活躍できる
楽しい高校を探していただければと思います。



中信地区高校・大学進学率ランキング2024【後編】


タグ :安曇野

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Posted by 安曇野学舎塾長  at 09:32 │Comments(0)ためになる話

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