2024年01月07日
【普通科以外】令和6年度長野県高校入試・第二回予定数調査から予想する合格ラインと今後の人の動き
公立高校の第二回予定数調査の結果が発表されました。
各校の人数はコチラ
私立に決める子が出たので
全体的に倍率は下がりがち
今日は普通科以外の合格ライン予想と
今後の人の流れの予想を書いていきます。
普通科の合格ラインはコチラ
志望校で迷っている人の物差しになればと思います。
※( )の左は志願者数、( )の中は募集定員
※学年の平均点をベースに考えています。
学年のレベルが高い中学だとこんなにいらないですし
クルクルパーの中学だともっと点数が必要になります。
縣ヶ丘探究・・・・・115(16)
倍率7.2倍・・・受験者の14%が合格できる
7人に6人がアウト
一見ものすごくきつそうですが
前期で合格した人をぬくと・・・
51(16)の倍率3.2倍と
やっぱりキツイ
ただ、併願が可能なため
余程大きくコケなければ普通科に
拾ってもらえるのはありがたいです。
その分、今年は縣ヶ丘普通科が
割を食うことになりそうですが・・・
合格ラインは深志並みかそれ以上になることが多く
評定・・・・・40以上
テスト点・・平均+150点以上
前期入試で成績優秀者がいなくなるので
後期は若干楽になることが多いです。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
奨学生Aは取れていて当然
380点以上・・・安全圏
350点以下・・・チャレンジは危険
となります。
大町岳陽学究・・52(24)
倍率2..2倍・・・受験者の46%が合格
2人に1人がアウト
なのですが、縣ヶ丘探究科と同様に
前期で合格した人をぬくと
0(24)となり、このままでは定員割れ
ただこの大町岳陽という高校
入学するための難易度と
卒業時の進路のバランスが悪く
学力のコスパがブッ壊れた
非常にすばらしい学校
です。
(↑関連記事)
特に信州大学の公募に強く
過去には学究科の1割の生徒が
信州大学に入った年もありました。
ちなみに昨年・一昨年は普通科から
国公立大学に3人も合格させています。
近年、そのことが浸透してきているため
ここからグッと人が集まってくる予感がします。
昨年もこの時期は定員割れでしたが
最終的には32(24)まで人数が増えました。
そんなお買い得
大町岳陽学究科(後期)の合格ラインは・・・
評定・・・・・28以上
テスト点・・平均+30点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・26以上
テスト点・・平均△20点以上
これくらいですかね。
成績優秀な子は前期で決めてしまうので
後期は合格ラインが下がりがち
このまま人が集まらなければもっと下がるかもしれませんし
人が集まって難しくなることもあります。
学校内での併願も可能ですので
普通科志望の生徒で
上位合格の可能性がある人は
学究科を志願するのも良いかと思います。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
探究かIBで合格・・・安全圏
総合で合格・・・・・・・チャレンジ可能
不合格・・・・・・・・・・・危険
となります。
南安曇農業
GS・・・・・49(20)
環クリ・・・33(20)
生物・・・・45(20)
ここから前期合格者を引いて・・・
GS・・・・・29(20)
環クリ・・・13(20)
生物・・・・25(20)
GS(グリーンサイエンス科)が激戦です。
毎年のことですがGSは女子生徒に人気。
併願も出来ますが、その場合は
環境クリエイト科で作業着を着て
重機の運転をする覚悟をしないといけません。
女子は工業科をあまり視野に入れないため
どうしても男子よりも選択肢が狭くなり
競争が激化しがちです。
合格ラインとしては
GS・・・・・平均△40
環境クリ・・平均△80
生物・・・・平均△60
くらいでしょうか。
松本工業
機械・・・・・77(40)
電気・・・・・28(20)
電子・・・・・75(40)
ここから前期合格者を引いて・・・
機械・・・・・37(40)
電気・・・・・ 8(20)
電子・・・・・35(40)
合格ラインは
機械・・・・平均△60
電気・・・・平均△60
電子・・・・平均△60
程度になると予想しています。
ただ、南農・松工はコースごとの定員が少ないため
人が集まった年は大きく難易度が上がることがあります。
過去には
松工の電子や南農の環クリが
豊科の合格ラインを越えたこともありました。
人が多いコースを受験する人は
万が一の場合の動きを考えておく必要があります。
穂高商業・・・89(60)
前期で受かった生徒を引くと
29(60)で定員割れとなります。
難易度はグッと下がって
合格安全ライン(後期)
評定・・・・・22以上
テスト点・・平均△90点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・20以上
テスト点・・平均△130以上
程度になるのではないでしょうか。
池田工業・・・37(40)
前期で受かった生徒を引くと
7(40)でほぼ人がいなくなります。
難易度はグググッと下がって
合格安全ライン(後期)
評定・・・・・20以上
テスト点・・平均△150点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・※がない
テスト点・・面接でしっかり話せる
といったところでしょうか。
明日は中信地区全体を通しての受験生の動きについて書きます。

各校の人数はコチラ
私立に決める子が出たので
全体的に倍率は下がりがち
今日は普通科以外の合格ライン予想と
今後の人の流れの予想を書いていきます。
普通科の合格ラインはコチラ
志望校で迷っている人の物差しになればと思います。
※( )の左は志願者数、( )の中は募集定員
※学年の平均点をベースに考えています。
学年のレベルが高い中学だとこんなにいらないですし
クルクルパーの中学だともっと点数が必要になります。
縣ヶ丘探究・・・・・115(16)
倍率7.2倍・・・受験者の14%が合格できる
7人に6人がアウト
一見ものすごくきつそうですが
前期で合格した人をぬくと・・・
51(16)の倍率3.2倍と
やっぱりキツイ
ただ、併願が可能なため
余程大きくコケなければ普通科に
拾ってもらえるのはありがたいです。
その分、今年は縣ヶ丘普通科が
割を食うことになりそうですが・・・
合格ラインは深志並みかそれ以上になることが多く
評定・・・・・40以上
テスト点・・平均+150点以上
前期入試で成績優秀者がいなくなるので
後期は若干楽になることが多いです。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
奨学生Aは取れていて当然
380点以上・・・安全圏
350点以下・・・チャレンジは危険
となります。
大町岳陽学究・・52(24)
倍率2..2倍・・・受験者の46%が合格
2人に1人がアウト
なのですが、縣ヶ丘探究科と同様に
前期で合格した人をぬくと
0(24)となり、このままでは定員割れ
ただこの大町岳陽という高校
入学するための難易度と
卒業時の進路のバランスが悪く
学力のコスパがブッ壊れた
非常にすばらしい学校
です。
(↑関連記事)
特に信州大学の公募に強く
過去には学究科の1割の生徒が
信州大学に入った年もありました。
ちなみに昨年・一昨年は普通科から
国公立大学に3人も合格させています。
近年、そのことが浸透してきているため
ここからグッと人が集まってくる予感がします。
昨年もこの時期は定員割れでしたが
最終的には32(24)まで人数が増えました。
そんなお買い得
大町岳陽学究科(後期)の合格ラインは・・・
評定・・・・・28以上
テスト点・・平均+30点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・26以上
テスト点・・平均△20点以上
これくらいですかね。
成績優秀な子は前期で決めてしまうので
後期は合格ラインが下がりがち
このまま人が集まらなければもっと下がるかもしれませんし
人が集まって難しくなることもあります。
学校内での併願も可能ですので
普通科志望の生徒で
上位合格の可能性がある人は
学究科を志願するのも良いかと思います。
先日行われた松本国際のアドバンストA入試ならば
探究かIBで合格・・・安全圏
総合で合格・・・・・・・チャレンジ可能
不合格・・・・・・・・・・・危険
となります。
南安曇農業
GS・・・・・49(20)
環クリ・・・33(20)
生物・・・・45(20)
ここから前期合格者を引いて・・・
GS・・・・・29(20)
環クリ・・・13(20)
生物・・・・25(20)
GS(グリーンサイエンス科)が激戦です。
毎年のことですがGSは女子生徒に人気。
併願も出来ますが、その場合は
環境クリエイト科で作業着を着て
重機の運転をする覚悟をしないといけません。
女子は工業科をあまり視野に入れないため
どうしても男子よりも選択肢が狭くなり
競争が激化しがちです。
合格ラインとしては
GS・・・・・平均△40
環境クリ・・平均△80
生物・・・・平均△60
くらいでしょうか。
松本工業
機械・・・・・77(40)
電気・・・・・28(20)
電子・・・・・75(40)
ここから前期合格者を引いて・・・
機械・・・・・37(40)
電気・・・・・ 8(20)
電子・・・・・35(40)
合格ラインは
機械・・・・平均△60
電気・・・・平均△60
電子・・・・平均△60
程度になると予想しています。
ただ、南農・松工はコースごとの定員が少ないため
人が集まった年は大きく難易度が上がることがあります。
過去には
松工の電子や南農の環クリが
豊科の合格ラインを越えたこともありました。
人が多いコースを受験する人は
万が一の場合の動きを考えておく必要があります。
穂高商業・・・89(60)
前期で受かった生徒を引くと
29(60)で定員割れとなります。
難易度はグッと下がって
合格安全ライン(後期)
評定・・・・・22以上
テスト点・・平均△90点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・20以上
テスト点・・平均△130以上
程度になるのではないでしょうか。
池田工業・・・37(40)
前期で受かった生徒を引くと
7(40)でほぼ人がいなくなります。
難易度はグググッと下がって
合格安全ライン(後期)
評定・・・・・20以上
テスト点・・平均△150点以上
チャレンジするための最低ライン
評定・・・・※がない
テスト点・・面接でしっかり話せる
といったところでしょうか。
明日は中信地区全体を通しての受験生の動きについて書きます。
