2022年01月10日
【まとめ】令和4年度長野県高校入試・第二回予定数調査から予想する合格ラインと今後の人の動き
公立高校の第二回予定数調査の結果が発表されました。
各校の人数はコチラ
私立に決める子が出たので
全体的に倍率は下がりがち
今日は中信地区の受験生の動きや
例年との違いについて書いていきたいと思います。
普通科の合格ラインはコチラ
普通科以外の合格ラインはコチラ
安曇野の生徒が主に通う学校にしか触れておりませんが
志望校で迷っている人の物差しになればと思います。
個人的には今年の大きな特徴はこの4つだと思っています。
①深志の低倍率
②池工のクラス削減
③美須々の高倍率
④南農GSの高倍率
1つずつ追っていきます。
①深志の低倍率
深志の倍率が過去に無いくらい低いです。
正直、今年深志に入れなかった生徒は
過去のどの年度に受けてもダメ
そのくらい状況が甘いです。
「俺は本当は深志に行けたんだ」
大人になってからそんなことを言うオジサンをよく見ますが
行けたんなら行けよ、と思います。
チャレンジしないで後になって行けたとか言うのはかっこ悪い。
中信地区、いや長野県の最高学府(?)である深志高校
個人的にはもっと競争をして優秀な生徒が集まって欲しいと思います。
信学会模試や松本国際の入試では志望校内の順位が出ますが
蟻ケ崎・縣ヶ丘の合格圏にいる生徒、今年は深志が狙えます。
②池工のクラス削減
田川・明科・白馬などアクセスが悪い学校は
生徒が集まりにくく
偏差値が下がり
クラスが減り・・・という負のループがおきています。
地域に根ざした高校が廃れていくのは寂しいですが
これも時代の流れなのでしょうがないのかもしれません。
③美須々の高倍率
ここまでの①②で
『深志は俺にとって雲の上の話だな』
『池工は私には無縁よ』
『どっちも関係ないワン』
と思った人もいるかもしれませんが
上位校と下位校に人が少なくなった結果
今年は美須々・豊科に人が集まってしまいました。
ここ数年、美須々・豊科は
低倍率~超低倍率で動いており
難易度が下がっておりましたが
今年はそうはいきません。
特に美須々に関しては
『パパママ世代の頃の美須々かそれよりちょっと難しい』
くらいに考えた方が良いかと思います。
④南農GSの高倍率
今年は南農のGSに人が集中
20名程度の少人数定員の試験に人が集まると
合格ラインが跳ね上がることがあるので心配です。
勝負に出る生徒の親御さんは
万が一の場合の動きをよく考えておきましょう。
GS志願者は女子生徒が多いのですが
工業高校を避けると
万が一の場合の受け皿はとても少ないです。
以上、今年の人の動きを見て感じたことになります。
このあと前期試験と私立入試を終え
2月の末に最終的な倍率が発表されます。
人の動きによって高校の難易度は大きく変わります。
私の予想がそれほどズレているとは思いませんが
受験生の皆さん、保護者の皆さんは
さまざまな情報に耳を傾け
納得のいく選択をして下さい。
あと2ヶ月がんばりましょう

各校の人数はコチラ
私立に決める子が出たので
全体的に倍率は下がりがち
今日は中信地区の受験生の動きや
例年との違いについて書いていきたいと思います。
普通科の合格ラインはコチラ
普通科以外の合格ラインはコチラ
安曇野の生徒が主に通う学校にしか触れておりませんが
志望校で迷っている人の物差しになればと思います。
個人的には今年の大きな特徴はこの4つだと思っています。
①深志の低倍率
②池工のクラス削減
③美須々の高倍率
④南農GSの高倍率
1つずつ追っていきます。
①深志の低倍率
深志の倍率が過去に無いくらい低いです。
正直、今年深志に入れなかった生徒は
過去のどの年度に受けてもダメ
そのくらい状況が甘いです。
「俺は本当は深志に行けたんだ」
大人になってからそんなことを言うオジサンをよく見ますが
行けたんなら行けよ、と思います。
チャレンジしないで後になって行けたとか言うのはかっこ悪い。
中信地区、いや長野県の最高学府(?)である深志高校
個人的にはもっと競争をして優秀な生徒が集まって欲しいと思います。
信学会模試や松本国際の入試では志望校内の順位が出ますが
蟻ケ崎・縣ヶ丘の合格圏にいる生徒、今年は深志が狙えます。
②池工のクラス削減
田川・明科・白馬などアクセスが悪い学校は
生徒が集まりにくく
偏差値が下がり
クラスが減り・・・という負のループがおきています。
地域に根ざした高校が廃れていくのは寂しいですが
これも時代の流れなのでしょうがないのかもしれません。
③美須々の高倍率
ここまでの①②で
『深志は俺にとって雲の上の話だな』
『池工は私には無縁よ』
『どっちも関係ないワン』
と思った人もいるかもしれませんが
上位校と下位校に人が少なくなった結果
今年は美須々・豊科に人が集まってしまいました。
ここ数年、美須々・豊科は
低倍率~超低倍率で動いており
難易度が下がっておりましたが
今年はそうはいきません。
特に美須々に関しては
『パパママ世代の頃の美須々かそれよりちょっと難しい』
くらいに考えた方が良いかと思います。
④南農GSの高倍率
今年は南農のGSに人が集中
20名程度の少人数定員の試験に人が集まると
合格ラインが跳ね上がることがあるので心配です。
勝負に出る生徒の親御さんは
万が一の場合の動きをよく考えておきましょう。
GS志願者は女子生徒が多いのですが
工業高校を避けると
万が一の場合の受け皿はとても少ないです。
以上、今年の人の動きを見て感じたことになります。
このあと前期試験と私立入試を終え
2月の末に最終的な倍率が発表されます。
人の動きによって高校の難易度は大きく変わります。
私の予想がそれほどズレているとは思いませんが
受験生の皆さん、保護者の皆さんは
さまざまな情報に耳を傾け
納得のいく選択をして下さい。
あと2ヶ月がんばりましょう
