2025年01月11日
【まとめ】令和7年度長野県高校入試・第二回予定数調査から予想する合格ラインと今後の人の動き
公立高校の第二回予定数調査の結果が発表されました。
各校の人数はコチラ
私立に決める子が出たので
全体的に倍率は下がりがち
今日は中信地区の受験生の動きや
例年との違いについて書いていきたいと思います。
普通科の合格ラインはコチラ
普通科以外の合格ラインはコチラ
主に安曇野の生徒が通う学校にしか触れておりませんが
志望校で迷っている人の物差しになればと思います。
個人的には今年の大きな特徴はこの3点だと思っています。
①松本深志の定員減
②明科・穂高商業・田川の定員減
③松本工業の低倍率
1つずつ追っていきます。
①松本深志の定員減
松本深志の定員が320→280へと減らされました。
定員割れした今の高3の時は減らさなかったのに

受験生からしたらたまったもんじゃないです
が
個人的には地域のトップ校ですから
入りにくいくらいでちょうど良いかと思っています。
松本深志は
激戦を勝ち抜いた子だけが入れる高校
であって欲しいです。
②明科・穂高商業・田川の定員減
明科・田川・池工といったアクセスの悪い場所にある学校は
不人気が続いています。
そもそもの希望者が少ないので定員が減っても受験には影響は少ない
・・・・と思われがちですが
今までのように
『豊科に落ちたら穂高商業に行けばいいや』
といった作戦が取れなくなってしまいましたので
公立の2次募集を滑り止めに考えていた人は
受験プランの再考が必要になります。
③松本工業の低倍率
志願者にはラッキーな低倍率
『ホントは松工がいいけど難しいから池工かな・・・』
といった生徒はもちろんですし
就職も進学も強めの学校なので
2次募集を美須々や蟻ケ崎の滑り止めとしても使えます。
反面、工業高校を視野に入れていない生徒からすると
そのぶんヨソの倍率が上がっているので迷惑な話ですが・・・
ここまでの①②③で
『深志は俺にとって雲の上の話だな』
『明科は私には無縁ざます』
『どこも関係ないでヤンス』
『フンガ-』
と思った人もいるかもしれませんが
他人事ではありません。

トップ校である深志の定員が減ったということは
深志志望の子が縣ヶ丘へ
縣ヶ丘志望の子が蟻ケ崎へ
蟻ケ崎の子が・・・・
と順繰りに人が動いていくため
全ての高校に影響が出ます。
また、松本3校は倍率が高めになっております。
もともとの難易度の高さも相まって
今年はかなりの激戦になることが予想されます。
その中でも蟻ケ崎は人気があるため
地域3番手とはいえ
近年は他学区の1番校程度の難しさになっています。
(伊那北や飯田や野沢北と同レベルの偏差値)
『今の蟻ケ崎はパパママ世代の頃の縣ヶ丘くらい難しい』
と考えても良いかと思います。
以上、今年の人の動きを見て感じたことになります。
このあと前期試験と私立入試を終え
2月の末に最終的な倍率が発表されます。
人の動きによって高校の難易度は大きく変わります。
受験生の皆さん、保護者の皆さんは
さまざまな情報に耳を傾け
納得のいく選択をして下さい。
あと2ヶ月がんばりましょう

各校の人数はコチラ
私立に決める子が出たので
全体的に倍率は下がりがち
今日は中信地区の受験生の動きや
例年との違いについて書いていきたいと思います。
普通科の合格ラインはコチラ
普通科以外の合格ラインはコチラ
主に安曇野の生徒が通う学校にしか触れておりませんが
志望校で迷っている人の物差しになればと思います。
個人的には今年の大きな特徴はこの3点だと思っています。
①松本深志の定員減
②明科・穂高商業・田川の定員減
③松本工業の低倍率
1つずつ追っていきます。
①松本深志の定員減
松本深志の定員が320→280へと減らされました。
定員割れした今の高3の時は減らさなかったのに

受験生からしたらたまったもんじゃないです
が
個人的には地域のトップ校ですから
入りにくいくらいでちょうど良いかと思っています。
松本深志は
激戦を勝ち抜いた子だけが入れる高校
であって欲しいです。
②明科・穂高商業・田川の定員減
明科・田川・池工といったアクセスの悪い場所にある学校は
不人気が続いています。
そもそもの希望者が少ないので定員が減っても受験には影響は少ない
・・・・と思われがちですが
今までのように
『豊科に落ちたら穂高商業に行けばいいや』
といった作戦が取れなくなってしまいましたので
公立の2次募集を滑り止めに考えていた人は
受験プランの再考が必要になります。
③松本工業の低倍率
志願者にはラッキーな低倍率
『ホントは松工がいいけど難しいから池工かな・・・』
といった生徒はもちろんですし
就職も進学も強めの学校なので
2次募集を美須々や蟻ケ崎の滑り止めとしても使えます。
反面、工業高校を視野に入れていない生徒からすると
そのぶんヨソの倍率が上がっているので迷惑な話ですが・・・
ここまでの①②③で
『深志は俺にとって雲の上の話だな』
『明科は私には無縁ざます』
『どこも関係ないでヤンス』
『フンガ-』
と思った人もいるかもしれませんが
他人事ではありません。

トップ校である深志の定員が減ったということは
深志志望の子が縣ヶ丘へ
縣ヶ丘志望の子が蟻ケ崎へ
蟻ケ崎の子が・・・・
と順繰りに人が動いていくため
全ての高校に影響が出ます。
また、松本3校は倍率が高めになっております。
もともとの難易度の高さも相まって
今年はかなりの激戦になることが予想されます。
その中でも蟻ケ崎は人気があるため
地域3番手とはいえ
近年は他学区の1番校程度の難しさになっています。
(伊那北や飯田や野沢北と同レベルの偏差値)
『今の蟻ケ崎はパパママ世代の頃の縣ヶ丘くらい難しい』
と考えても良いかと思います。
以上、今年の人の動きを見て感じたことになります。
このあと前期試験と私立入試を終え
2月の末に最終的な倍率が発表されます。
人の動きによって高校の難易度は大きく変わります。
受験生の皆さん、保護者の皆さんは
さまざまな情報に耳を傾け
納得のいく選択をして下さい。
あと2ヶ月がんばりましょう
