2020年08月19日
違くね?て違くね?
塾に来ている子供たちは会話の中で
「それ、違くね?」
と、使います。大人の方でも多いです。
が、コレは方言です。
正しい日本語ではないのでテストで書くと減点対象です。
長野、ならびに北関東の地域では
一部の動詞を形容詞的に活用して使う傾向があります。
例えば今言った「違う」はワ行五段活用の動詞なので
未然形 違わ(ない)
連用形 違い(ます)
終止形 違う(。)
連体形 違う(とき)
仮定形 違え(ば)
命令系 違え(!)
が本来のカタチなのですが
長野では
未然形 違かろ(う)
連用形 違かっ(た)
違く (なる)
終止形 違う (。)
連体形 違う (とき)
仮定形 違けれ(ば)
命令系 違え(!)
と、形容詞に近いカタチで活用します。
安曇野で年配の方が頻繁に使用される
「やだくなる」もそうです。
最近は若者言葉として「違くね?」が普及し
スマホやタブレットでも機種によっては「違く」と変換可能です。
しかし、まだまだ一般的に見て正しい表現ではありません。
地域の美しい言葉を継承していくことは大切ですが
公の場で正しい言葉を使えることはもっと大切です。
子供に言葉を教えるのは親の仕事
受験になって苦労しないように
家庭での言葉がけには気を配っていきたいものです。
「そんなこと言って、塾長もなまっているぞ」という苦情は
うけつけぬ

「それ、違くね?」
と、使います。大人の方でも多いです。
が、コレは方言です。
正しい日本語ではないのでテストで書くと減点対象です。
長野、ならびに北関東の地域では
一部の動詞を形容詞的に活用して使う傾向があります。
例えば今言った「違う」はワ行五段活用の動詞なので
未然形 違わ(ない)
連用形 違い(ます)
終止形 違う(。)
連体形 違う(とき)
仮定形 違え(ば)
命令系 違え(!)
が本来のカタチなのですが
長野では
未然形 違かろ(う)
連用形 違かっ(た)
違く (なる)
終止形 違う (。)
連体形 違う (とき)
仮定形 違けれ(ば)
命令系 違え(!)
と、形容詞に近いカタチで活用します。
安曇野で年配の方が頻繁に使用される
「やだくなる」もそうです。
最近は若者言葉として「違くね?」が普及し
スマホやタブレットでも機種によっては「違く」と変換可能です。
しかし、まだまだ一般的に見て正しい表現ではありません。
地域の美しい言葉を継承していくことは大切ですが
公の場で正しい言葉を使えることはもっと大切です。
子供に言葉を教えるのは親の仕事
受験になって苦労しないように
家庭での言葉がけには気を配っていきたいものです。
「そんなこと言って、塾長もなまっているぞ」という苦情は
うけつけぬ
