2019年09月11日

悩める塾長

ウチの講師は全員信大生または信大卒業生です。
(ただし穂高商業生に簿記・会計を教える先生は除く)

これは受験勉強をガッツリとしてないヤツから教わることなどない

という塾長の思い込みからです。
なので、他の大学や短大の生徒さんから
講師の申し込みがあった場合は、申し訳ありませんがお断りしております。

したがってウチの講師の皆さんはそれなりにお勉強ができるのですが
(中には東京大学卒、現在信大医学部の学生講師も・・・)
最近「信大生以外に働いてもらうのアリかも?」と思うことがあったので
ちょっと書いてみます。

中学3年生はざっくりと以下の3つのパターンに分かれます。

①深志・縣ヶ丘・蟻ケ崎を目指す
②美須々・豊科・塩尻志学館・松本工業を目指す
③穂高商業・岳陽普通を目指す
(明科・池工レベルからの脱却を目指す)

ちなみに岳陽学究は①と②の中間
南安曇農業は②と③の中間、だいぶ②寄りといったところでしょうか。

たぶん、どこの塾もこれに近い感じで
クラス分け・コース分けをしていると思います。

クラスを分けるということは

やるべきことが違う

ということです。

具体的に言うと
①コースの生徒は全ての教科で満点を取るつもりで取り組む
わからない単元など絶対にあってはならないです

②コースの生徒は一部の難問は無理にやる必要なし
教科によっては30%くらいはやらなくても合格できます

③コースの生徒は全体の40%も取れれば安泰
全体の3割を占める「点取らせ問題」
をどれだけ落とさないかが勝敗を分けます


で、本題

アタマの良い人、勉強をしてきた人って
生徒に完璧を求めがちなんです。

美須々や豊科を狙う生徒にも
深志を狙う生徒と同じ要求をしてしまう。

そりゃあ、全てを完璧にできるに越したことはないですが
10やって1しか身につかないんだったら
最初から2を徹底的に繰り返した方が点数は取れる

深志に合格したければ努力して深志を攻略した人間に
縣に合格したければ努力して縣を攻略した人間に
教えを乞うのが良いでしょう
口笛吹きながら志望校に合格した先生では参考になりません

悩める塾長


となると
豊科に合格したければ努力して豊科に合格した人間に
教えを乞うのが良いのかな、と思うわけです。

過去にはこんな子もいました。

機会があればバイトにきてもらおうかな。

深志や縣に合格することは素晴らしいですが
底辺に近い成績から中堅校に合格した努力も同様に尊いもので
勉強で苦労している生徒たちの励みになるんじゃないかなあと思うのです。


タグ :安曇野

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Posted by 安曇野学舎塾長  at 23:14 │Comments(0)どちらでもない話

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