2018年10月05日
「は」 イコール 「=」
多くの生徒がつまずく数学の文章題、
中堅校を狙うのであれば文章題が解けるとグッと差がつきますし
上位校を狙うのであれば正確さとスピードが求められます。
で、スピードを分けるのは国語の力
例えばこんな問題
大、小2つの自然数があります。その差は6で、小さい数を2乗した
数は、大きい数の2倍に3を加えた数に等しくなります。この2つの
自然数を求めなさい。
この問題は3つの文章から成り立っています。
わかりやすく色をつけてみますと・・・
大、小2つの自然数があります。その差は6で、小さい数を2乗した
数は、大きい数の2倍に3を加えた数に等しくなります。この2つの
自然数を求めなさい。
青字の部分は単なるルール説明、式を作るのに必要な
情報は真ん中の赤字の部分に集約されています。
で、この赤字の部分は句読点で3つのパーツに別れます。
その差は6で、
小さい数を2乗した数は、
大きい数の2倍に3を加えた数に等しくなります。
まず
その差は6で、ここまで読んで
2数をxとx+6と表現することに気づきます。
次がポイント
小さい数を2乗した数 は
大きい数の2倍に3を加えた数に等しくなります。
日本語において主語をあらわす「は」は数学用語では「=」
つまり「は」より手前が左辺で「は」より後が右辺になるわけです。
よって式は
小さい数を2乗した数 は 大きい数の2倍に3を加えた数に等しい
↓ ↓ ↓
x² = 2(x+6)+3
これを解くとx= −3 , 5
ルール説明に自然数とあるので答えは5となります。
数学ができない、と悩んでいるようで実はできていないのは国語
ということはよくあります。
そして国語の力を伸ばしてやるのは親の仕事、
家族間だとツーカーで話が通ってしまうため、主語は省略しがちですが、
丁寧な日本語を心がけ、子供の国語力向上に協力して頂きたいです。
中堅校を狙うのであれば文章題が解けるとグッと差がつきますし
上位校を狙うのであれば正確さとスピードが求められます。
で、スピードを分けるのは国語の力
例えばこんな問題
大、小2つの自然数があります。その差は6で、小さい数を2乗した
数は、大きい数の2倍に3を加えた数に等しくなります。この2つの
自然数を求めなさい。
この問題は3つの文章から成り立っています。
わかりやすく色をつけてみますと・・・
大、小2つの自然数があります。その差は6で、小さい数を2乗した
数は、大きい数の2倍に3を加えた数に等しくなります。この2つの
自然数を求めなさい。
青字の部分は単なるルール説明、式を作るのに必要な
情報は真ん中の赤字の部分に集約されています。
で、この赤字の部分は句読点で3つのパーツに別れます。
その差は6で、
小さい数を2乗した数は、
大きい数の2倍に3を加えた数に等しくなります。
まず
その差は6で、ここまで読んで
2数をxとx+6と表現することに気づきます。
次がポイント
小さい数を2乗した数 は
大きい数の2倍に3を加えた数に等しくなります。
日本語において主語をあらわす「は」は数学用語では「=」
つまり「は」より手前が左辺で「は」より後が右辺になるわけです。
よって式は
小さい数を2乗した数 は 大きい数の2倍に3を加えた数に等しい
↓ ↓ ↓
x² = 2(x+6)+3
これを解くとx= −3 , 5
ルール説明に自然数とあるので答えは5となります。
数学ができない、と悩んでいるようで実はできていないのは国語
ということはよくあります。
そして国語の力を伸ばしてやるのは親の仕事、
家族間だとツーカーで話が通ってしまうため、主語は省略しがちですが、
丁寧な日本語を心がけ、子供の国語力向上に協力して頂きたいです。