2021年06月11日

令和3年度高校入試その②

またまた令和3年度の長野県高校入試のお話

英語以外の4教科に関しては
平均より高いところにグラフの頂上があります。


大勢の人が集まっているということは
比較的たやすくそのレベルまでは届くということ。
特に平均点の高い社会は他教科に比べ
暗記の要素が強いため
単純な勉強の量が点数に反映されやすいです。

また、英語だけは他の4教科とグラフの形が異なり
真ん中の人が少なくグラフの山が
平均以上と平均以下の2か所にできています。

これは子供の学力が2極化しているということなのですが
この流れは今後さらに加速すると思われます。
今年から英語は教科書が変わりましたが
内容が大変難しい上に
ものすご~~~~く
ボリュームがあるため
今までのように
学校の授業で一つ一つの文法を丁寧にやること
が時間数的に不可能です。
実際、どの中学校も
「ハイ、これはこういうもんねー、丸暗記しといてねー」
というノリでドンドンと先に進んでいます。

学校の定期テストはまだしも
受験本番では丸暗記で対応できない問題も多く出されるため
英語に関しては学校の授業以外で相当時間とカネをかけないと
とてもじゃないけど本番で点数が取れないと思います。

ただこれは学校の先生が悪いのではなく
文部科学省の方針なので
英語の先生も苦労されていることでしょう。
アーメン

正直、狙っている学校が松本三校以外ならば
英語は後回しにして難易度の低い
社会、あるいは数学から攻めるのが良いと思います。

逆に松本三校を狙う生徒に関しては
令和4年度は英語がキモになる予感
難易度が高く時間のかかる英語を
どう攻略するかが合否を分けるでしょう。
  


Posted by 安曇野学舎塾長  at 17:30Comments(0)ためになる話

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