2025年02月13日

厳しいぞ!私立高校一般入試

私立高校の推薦入試が終わり
各高校の一般入試に残された枠が見えて参りました。

以下が残りの枠になっておりますが
昨年(令和6年度入試)と比べても
かなり厳しいものとなっております。

【推薦入試終了時の残り合格枠】

※左の数字は昨年、右は今年の残り合格枠
※(   )の数字は定員数
エクセラン(120)    88→95
都市大塩尻(255)  117→51
松商学園(420)    90→51
松本国際(190)     2→36
松本第一(195)    47→44

また、都市大塩尻と松本国際は
併願の奨学生入試を行っておりますが
こちらの合格者の中には
すでに入学手続きを済ませた生徒もいますので
2月の一般入試に残された枠は
上記よりもさらに小さくなることが予想されます。

それでは近年、なぜこれほどまでに私立高校が人気なのでしょうか
理由としては

①授業料の減免
②進学・就職の強さ
③部活動に打ち込む環境
④特性に対しての配慮

あたりが考えられます
それぞれを掘り下げて書いていきます。



①授業料の減免
パパママ世代の頃の私立高校は
『お金持ちの家の子が行く学校』
でしたが、今は支援金や奨学金の充実により
グッと手が届きやすくなりました。


②進学・就職の強さ
総合選抜・学校選抜といった大学推薦
に力を入れている高校が多いです。
一般入試ではとても手が出ないような難関大学に
入れることも・・・
また、推薦が上手くいかなくても提携した大学に
エスカレーターで進学できる学校もあります。
なお、就職を狙う場合
地元企業との連携が強い学校が多いため
エプソン・富士電機と言った超大手からの
求人が来ることも珍しくありません。


③部活動に打ち込む環境
サッカー部や野球部専用のグラウンドがあったり
寮や食堂といった運動以外の設備も充実しています。
また、文化部に力を入れている学校も多く
松本第一の吹奏楽部や棋道部、調理部
エクセランの放送部、美術部
などは全国レベルの成績を残しています。


④特性に対しての配慮
心や体の不調で学校に通えなくなった場合
公立高校は
「ハイ、出席不足ね。もう一回1年生をやりましょう」
と事務的に扱われる場合が多いです。
そのあたりのサポートは私立の方が手厚く
時間外登校や課題レポート、繰り返しの追試
などで応援して下さります。
どうしても通いきれなかった場合は
それまでに勉強した単位をもって
提携の通信高校に編入できることもあります。





以上の理由から
近年私立高校の競争率は激化しております。

1月までに推薦が取れなかった場合
2月の一般入試は非常に厳しいものとなりますので
中学1・2年生は
「私立の受験は評定が出る3年の11月までが勝負」
と肝に銘じて、コツコツと頑張って欲しいと思います。


  


Posted by 安曇野学舎塾長  at 16:00Comments(0)ためになる話

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